Windows11では、セキュリティのために起動時にパスワード入力が必要な設定が標準になっていますが、頻繁にパソコンを使う方には毎回の入力が手間に感じるかもしれません。そこで今回は、起動時のパスワード入力を省略する方法について詳しく解説します。オフィスでの効率化や、自宅PCでの利便性向上にも役立つ方法ですので、ぜひ参考にしてください。
注意点
パスワード入力を省略することで、起動時のセキュリティが弱くなる可能性があります。特に複数人が使う環境や公共の場での利用時には、この設定はおすすめしません。個人利用のパソコンで、セキュリティリスクを理解したうえで設定を行ってください。
パスワード入力を省略する設定手順
①タスクバーの検索バーに「netplwiz」と入力し、「netplwiz コマンドの実行」をクリックします。
②「ユーザーがこのコンピューターを使うには、ユーザー名とパスワードの入力が必要」というチェックボックスのチェックを外します。
③「OK」ボタンをクリックすると、自動サインインのウィンドウが表示されます。ここでMicrosoftアカウントの情報を入力し、「OK」を選択します。
これで、Windows11の起動時にパスワード入力を省略して自動ログインする設定が完了。設定が正しく行われた場合、次回以降の起動時には自動的にデスクトップ画面が表示されるようになります。セキュリティと利便性のバランスを取りながら、日々のPC作業を効率化しましょう!