ROAS(広告費用対効果)は、広告に使ったお金に対して、どれだけ売上を上げたかを表す指標です。分かりやすく言えば、「広告にいくら使ったら、いくら儲かったか」を見るための数字です。
計算方法はとてもシンプルです。
次の公式を使います:
【ROAS = 売上 ÷ 広告費】
例えば、1,000円の広告費を使って、5,000円の売上を上げた場合、ROASは次のようになります:
ROAS = 5,000円 ÷ 1,000円 = 5
この場合、「広告に使った1円あたり5円の売上を得た」ということになります。ROASの数字が大きいほど、広告が効率よく売上を生み出していることになります。
ちなみに、ROASをパーセントで表示したいときは、100を掛けるだけです。
先程のROASをパーセントで表したい場合は、5に100をかけて計算します:
5 × 100 = 500%
したがって、パーセントで表すと「500%」になります。
つまり、「広告費の1000円に対して500%のリターンがあった」と言えます。
もし、パーセントで表したい場合は、ROASの値に100をかければパーセントになりますが、通常の業界では倍数の形式で伝えられることが多いです。