キーワードごとに検索結果の上位に商品が表示されているかを確認するために、検索順位のチェックを行う必要があります。楽天モールの検索結果で上位に表示されることは、売上アップに強く結びつきます。競合他社がどのような商品を提供しているか、また、競合他社がどのような商品で自社と競合しているかを理解するためには、商品のランキングを把握しておく必要があります。そうすることで、上位表示で売上を伸ばすことができるのです。
性別:男性
年齢:40代
家族:既婚(子2人)
肩書:アドセンス40回以上審査落ちから合格を成し遂げた者。
仕事:会社員(ECサイト運営管理)
趣味:オンラインゲーム(FORTNITE、Apex Legends)
勉強中:chatGPTなどAIの活用方法について日々奮闘中
ランキングはどこで見るの?
楽天市場トップページの一番上の「ランキング」から
出典:楽天市場トップページ
楽天市場トップページの中段あたりにある「ランキング」から
出典:楽天市場トップページ
コスパに優れた広告
なんでランキングを重視するのかというと、上の説明のランキングの表示される場所が楽天市場のトップページに表示されるようになります。ランキングなしに楽天市場のトップページへ表示させる広告も存在はしますが、表示位置やサイズ・期間によって大幅に異なりますが数百万円近く費用が必要になり、実際に楽天市場のトップページへのアクセスは相応しい人が見ているので反応が凄いんです。特に、「お買い物マラソン」など大きなイベントの時はサーバーダウンするほど楽天市場へアクセスが集中するほどです。ですので、楽天市場トップページに常設してあるランキングに掲載された場合、販売実績もあるので検索順位が上がりやすくなり、売上を向上させるのに有益になるという考えです。
ランキングを意識する
毎日AM10:00にデイリーランキングが更新、毎週水曜日にウィークリーランキングが更新されます。ジャンルごとに分かれていて1ジャンルにつき100位まで表示されるので情報量が多いので隅々まで見る必要はないですが、ご自身が属しているジャンルのランキングだけでも毎日ランキングをチェックすると、同一ジャンルの動向も確認でき自店の取り扱う商品のバイイングのも役立ちます。そして、主力商品などの反応の変化にも気づけて適切なキーワードを追記したりと対策を講じることもできます。
ランキングの種類
ランキングには、デイリーランキング・ウィークリーランキングがありその中でもジャンルごとに分かれていますが、先ず、初歩としては、デイリーランキングを注視していくことをオススメします。というのも、ウィークリーランキングに掲載されるのもデイリーランキングに常時表示されるようになるとイコールウィークリーランキングに載りやすいといった流れなので、まずはデイリーランキングです。
ランキングにとって重要な設定
まずは、自店の「店舗ジャンル」に属した商品を取り扱うことが前提となります。その次に、商品登録をするときの「ディレクトリID」と「タグID」この3つがランキングにとって重要な設定となります。「店舗ジャンル」「ディレクトリID」「タグID」が間違っている、とせっかく売れても正しい場所へのランキングの表示がされません。
百聞は一見に如かず…コチラをご覧ください↓
出典:楽天市場ランキングページ
「車用品・バイク用品」のランキング1位が石油ストーブ。
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[商品]
CORONA 石油ストーブ 対流型(SL-6622(W))
[暖房の目安]
木造(戸建):17畳まで(28.0平方メートル)
コンクリート(集合):23畳まで(38.0平方メートル)
[暖房出力]
6.59kW
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小規模なガレージであれば使えなくはないですが、設定目安は家用…確かにランキング1位獲得商品ですが…一般的な目線として、リアルに置き換えると、ストーブを買いにカー用品店に行くのでしょうか?この場合は、一時の名誉であって売れた商品が育たず売り切って終わりのパターンになってしまいます。悪く言うつもりは有りませんが、仮に、このランキングを見たことによりストーブが売れたなら結果オーライですが、売る側としてはどうでしょう?在庫はどれ位用意しますか?本来意図するユーザーへ向けてのランキングではないので、本来のカー用品がランキング上位を占めた場合、この一位の座を譲ることになります。そうなれば、在庫過多になる可能性が高いです。でも在庫が無いとランキング上位を失いますので、在庫は用意していないといけません。ジャンルの違うところでランキング上位になるという事は、かなりリスキーな商売になると考えます。
ランキングをリアルで表すと
ランキングとは、リアルで例えるならウィンドウショッピングのような位置づけ。上の方で説明しましたが、自分の属するジャンルのランキングをチェックして売れ筋商品のバイイングに反映したりするのは、リアルで表すと同業者のお店に行ってマーケティングをする事。ユーザーがランキングを見る動機は様々ですが一般的には、自分の好きなジャンルのランキングを見て人気(上位)の商品を見る。これをリアルで表すと、自分の好きなお店に行ってウィンドウショッピングをする。という考えです。
ランキングを意識したキーワード選び
分析するキーワードは、やはり同じジャンルのランキング上位を参考に自店商品に対するアクセスや売上に直接影響するものが望ましいです。検索キーワードの動向は、売上に大きく影響するため、ランキングだけではなく基礎的に自社の成長に大きく寄与する要素になります。
まとめ
ランキングに対する価値観は様々ですが、ココではECで売上を上げるためにランキングが重要。という記事なので、他の動機は考えていませんし、カー用品でストーブが1位だろうと否定はしません。ランキングで売上を上げる方法の場合は、ランキングに載ったことによりさらに売れるを想定しての話なので、ランキングに載せるがゴールの場合はガイドラインが許す範囲であればいいのかもしれませんが…ま、それに関しては別記事になるほど長くなりますので、またどこかのいつかの機会に…改めて、ランキングチェックは手間はかかりますが、Eコマースで成功するためには、定期的にランキングをチェックし、変動に対する戦略を練りましょう商品のタイトルやビジュアル、ページなどを変化に合わせて組み替えることで、売上を維持・向上させることができます。