楽天市場で出店していると登録している商品のディレクトリIDがグレーになっていて変更ができなくなることがあります。
今回は、なぜか勝手にディレクトリIDが変わっていて修正が出来ない状態になっていることについて解説していきます。
(※本記事はSKUプロジェクト移行前の管理画面での解説となります)
性別:男性
年齢:40代
家族:既婚(子2人)
肩書:アドセンス40回以上審査落ちから合格を成し遂げた者。
仕事:会社員(ECサイト運営管理)
趣味:オンラインゲーム(FORTNITE、Apex Legends)
勉強中:chatGPTなどAIの活用方法について日々奮闘中
原因は?
原因は楽天のAIが基準に反する不適切な全商品ディレクトリID・タグID・カタログIDの登録を確認した場合、楽天のAIにてこれらの項目を補正されていることが原因ですが、AIが判断する為、機械的な判断となる為に、必ずしも適正のIDに変更されているとは限らず、有りがた迷惑なことに本来適正であったものでも別のIDに補正が行われることがあります。そして、補正が行われた場合、該当する項目はグレーになってしまい店舗側では編集不可になってしまいます。その場合は、専用の問い合わせフォーマットに記入し、専用のお問い合わせ窓口にメールを送信しなければなりません。正直、登録商品が多く有る場合は非常に厄介な作業となります…とは言え、CSVにて一括で変更の依頼できます。
ちなみに、古いディレクトリ(他のIDと統合したり削除されてしまったID)に関してはAIが修正することはなく修正を行った時にエラーがでるので個別の対応が必要になるかと思います。そこもAIが修正してくれればいいんですけど…
ディレクトリIDとタグID
楽天市場では、「ディレクトリID」と「タグID」の2種類のIDがあり集客を増やす方法として「タグID」の設定がとても重要になります。
「ディレクトリID」とは、楽天市場内での商品にたいする大枠のカテゴリーです。こちらは登録が必須ですので、既に運営されている場合は登録されているはずです。
出典:RMS商品登録画面
「タグID」とは商品ジャンルに加え、商品に新たな情報を付与し、商品検索をする際に、ユーザーが希望する商品を絞り込めるようにするためのものです。商品に付与する情報を「タグ」と定義しており、商品登録時に「タグ」を設定していただくことで検索精度の向上が期待できます。楽天市場内のランキングの掲載にも反映される大事な部分です。
「ディレクトリID」「タグID」は正しく設定しないと機会損失となってしまいます。
ディレクトリIDとタグIDを登録する場所
出典:RMS商品登録画面
ディレクトリIDとタグIDを登録して反映される場所
出典:楽天トップページ
楽天TOPページ左側
出典:楽天ランキング画面
楽天市場のランキングページ
【RMS】楽天に自動(AI)で変更されたディレクトリIDを変更する方法
出典:RMSヘルプページ
店舗運営Navi「キーワードから探す」の所に【35631】と入力(RMSログインが必要です。)
https://navi-manual.faq.rakuten.net/
↓
[商品ページ設定 商品個別編集]ディレクトリID・タグID・カタログIDを編集できない
https://navi-manual.faq.rakuten.net/item/000035631
↓
ディレクトリID
https://navi-manual.faq.rakuten.net/item/000011777
↓
全商品ディレクトリIDお問い合わせフォームはこちら
https://ichiba-bs.rms.rakuten.co.jp/ask/form
↓
質問事項の中に有る、
1. 下記URLをクリックするとExcelフォーマットがダウンロードされます。
https://mainmenu.rms.rakuten.co.jp/shops/manual/navi/item/application_form_directoryId.xlsx
↓
CSVファイルが開くので必要事項をガイド通りに入力して保存をした後に「圧縮(zip)」にしてフォームの最下部にある【添付ファイル】へ添付して送信。
まとめ
「タグID」は定期的に更新されるので、1.RMS内の「店舗様向け情報(お知らせ・ご依頼)」をチェックしましょう。
ディレクトリIDはSEOとしても重要な項目で、楽天市場でのサーチやランキングにダイレクトに影響しますので必ず適したIDにすることをオススメします。